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回胴遊商、近畿地区研修会を開催 ~パチスロの規制に中古機流通の新スキーム策定で対応

回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)の近畿支部は3日、大阪市浪速区湊町のホテルモントレグラスミア大阪において近畿地区研修会を開催した。支部組合員ら106人が参加した。研修会では、行政講話と各委員会からの報告、伊豆正則理事長による講演が行われた。

伊豆理事長は冒頭の挨拶で、来年度導入を目指す新ハンディスキャナーにNECの顔認証システムを取り入れたと報告。また全商協とすすめる中古機のネット売買サイトについて、バリュー・クエストと契約内容を詰めている段階であると説明した。

また伊豆理事長は講演で、カジノ、パチンコ税、保通協によるパチスロの試験規格変更の3点について言及。カジノについては、業界に求められているのめり込み防止策の策定について説明。パチンコ税については、換金時ではなく売上から課税すべきとの考えを示した。

パチスロについては日電協と日工組による自主規制の実施決定を受けて中古機流通でも新たなスキームを策定する必要があるとし、現行機新台導入の期限となる来年11月末以降のパチスロ中古機流通についての議論を始める。

[2014年10月6日・日刊遊技情報]

回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)